1カ月前になりました♬

3月15日(日)開催のファミリーコンサート2020まで、あと1か月足らずとなりました。ここで、ほんの少しだけ企画内容のご紹介をいたします。

三田市民オーケストラにサルダ※が誕生して3年目となります。
なんとサルダは前回に音楽の魔法を学んだ魔法学校で知り合ったサルリーナ※ちゃんと結婚することに!

ということで「結婚行進曲」からコンサートはスタートです。
さて、その後の展開は?
それは、コンサートに来ていただいてのお楽しみ!

今回のファミリーコンサートは指揮者 木下麻由加先生との初共演となります。
また、今回は管打楽器&ベースのみの演奏曲(ボギー大佐)や、弦楽器のみの演奏曲(ヴィヴァルディの「四季」より「春」一楽章)も演奏いたします。

演奏・演出共に楽しんで頂けるように団員一同、日々練習を積み重ねています。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

※サルダ・サルリーナは三田市民オーケストラ、オリジナルキャラクターです。

「ボギー大佐」練習風景♪

ファミリーコンサート2020に向けて♬

11月1日から2020年3月15日(日)開催の「ファミリーコンサート2020」に向けての練習が始まりました。

今回のファミリーコンサートの客演指揮者には 三田市民オーケストラでは初めて 木下麻由加先生をお迎えしました。
どのような音楽の世界に導いてくださるのか楽しみです。

サルダ※が今回はどんな活躍をするのか気になるところではありますが、まずは譜読み&曲作りからスタートです。

※サルダは三田市民オーケストラのオリジナルキャラクターです


2019年11月15日合奏練習その1
11月15日合奏練習その2
11月15日合奏練習その3


第21回定期演奏会終了いたしました

「1回1回の練習も本番のつもりで!」と、練習の度に通しが入るというのが佐々木先生の練習スタイルですが、毎金曜夜の2時間しか無い練習で通しが入るというのは正直なところ結構大変でした。

あまり細部の造り込みに心をとらわれ過ぎずに、音楽が生きている事を一番大事にする佐々木先生のご指導に応えるためには、どう演奏すれば先生の描いていらっしゃる音楽に近づけることができるのか、通す中で気を付ける点を把握して いかにクリアしていくか、自分で考えて練習を進めていく必要がありました。
でも、それが大切な事だったのかもしれません。

本番前日のリハーサルも「え?もう、おしまい?」というような短い時間で終わったりと、練習では戸惑うことも多かったのですが本番は先生の笑顔に支えられながら、流れるような演奏が出来たと感じることができました。

来場者の皆さまには沢山の拍手をいただきました。
アンケートにも、心温まるご感想や貴重なご意見を沢山いただきました。
また、スタッフの方々には今回も大変お世話になりました。
感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。 (団員一同)

開演前のロビーコンサート♪

いよいよ明日、本番です!

7ヶ月かけて佐々木先生と共に練習を重ねてきましたが、ついに明日本番の日を迎えることとなりました。
「こうもり序曲」「アルルの女」「ドヴォルザーク交響曲第6番」それぞれの曲の持つ魅力の違いを堪能して頂くことができるように団員一同心を込めて演奏させていただきます。

皆さまのご来場をお待ちしています。
また、開演前にはロビーコンサート(弦楽四重奏)を予定しています。
※当日券、販売いたします

前日リハーサル風景(郷の音ホール大ホールにて)

ドヴォルザーク交響曲第6番

第21回定期演奏会 のメインはドヴォルザークの「交響曲第6番」です。

ドヴォルザークの音楽の特徴を一言で表すなら”美しいメロディ”に尽きます。新世界の”家路”や”ユモレスク”のメロディは世界中で知らない人が居ないくらい有名です。

チェコの民族音楽をベースにした国民楽派の作曲家として名を成しますが、生年当時チェコはオーストリア帝国支配下で公用語はドイツ語でした。生家の稼業(肉屋)を継ぐのに必要なドイツ語の読み書きを学んだリーマンに音楽理論も教わります。音楽の才能を発揮して周りの強い勧めもあり、親の反対を押し切り音楽の道に進みます。

成人当初はモルダウで有名な作曲家スメタナの指揮する楽団でヴィオラ奏者をしていましたが、チェコの民族音楽をベースにした作曲家として頭角を表し、スラブ舞曲集でヨーロッパ中に名を知られるようになり、大作曲家ブラームスとも親交を結びます。そうしたスラブ音楽時代の精華が39歳で作曲した交響曲第6番です。

たまにニックネームで「フリアント」と呼ばれますが、それはチェコの民族的な踊りフリアントが第3楽章で使われていることに由来します。踊りのリズムが3/4拍子+6/8拍子が交互に出て来るのが特徴で、タツ、タツ、タツ、タカタ、タカタで1セットで、かなり激しい飛び跳ねるようなリズムが印象的です。

定演まであと1週間となりました。
この交響曲第6番は全編が美しい民族的な旋律に満ち、舞踏的な要素も多く親しみやすい交響曲です。
団員一同、皆様のご来場を心よりお待ちしています。

組曲「アルルの女」

第21回定期演奏会で2曲目に演奏いたします 「アルルの女」は 36歳の若さで亡くなったフランスの作曲家 ビゼーの作品です。

ビゼーは今でこそフランスを代表する作曲家ですが、今のような高い評価を得られる直前に亡くなってしまいました。現在オペラの代名詞と呼んでも良い「カルメン」も初演当初は不評(主人公が女労働者で時代を先行しすぎ?)で、その3カ月後に敗血症で亡くなった為、その後のカルメンの大ヒットも知ることは出来ませんでした。

「アルルの女」は、オペラではなくドーデの戯曲「アルルの女」の劇用の付随音楽として作曲された全27曲の中から選曲された2つの組曲からの抜粋です。

劇場用に小編成で作曲したものを、翌年通常のオーケストラ用にビゼー自身が選んで編曲したのが第1組曲です。

一方、第2組曲はカルメンのウィーン初演に向けたグランドオペラ向け改変も担当した友人のギローが、ビゼーの死後に編みました。但し一番有名なフルートソロの「メヌエット」は歌劇「パースの娘」から転用されました。管弦楽法に優れたギローがビゼーの名を広めるのに大きく貢献したのはもっと評価されても良いかもしれません。この組曲のヒットも死後3年経ってからのこと。

またオーケストラには珍しいアルトサックスが編成に含まれているのが特徴です。ベルギーの楽器製作者アドルフ・サックスが1846年にパリで特許を得たばかりの新しい楽器をソロ楽器として採用しています。

今回は第1組曲より「前奏曲」「アダージェット」「カリヨン 」の3曲を、第2組曲より 「間奏曲」「メヌエット」「ファランドール」の3曲をお届けします。

トレーナー練習でした♬

7月以降、佐々木先生のご指導のもと、曲作りに取り組んできましたが、9月27日(金)と29日(日)は八木裕貴先生によるトレーナー練習でした。

ほんのちょっとした休符の間の取り方、フレーズ内のポイントにすべき音はどれなのかなど、つい流してしまいそうな点を細かくご指導していただきました。
ちょっと意識することで、パート毎の動きもクリアになり、全体的にもグッと引き締まった音楽になるものだということを実感することができました。
佐々木先生とはまた違った視点でご指導いただき、とても有意義な2日間となりました。

本番まで3週間を切り、いよいよ「仕上げ」の時期に入ってきました。
今回の練習を踏まえつつ、佐々木先生と共により良い音楽に仕上げていきたいと思います。

「こうもり」より序曲の練習風景
アルルの女「アダージェット」の練習風景
「アダージェット」は弦楽器(1st・2ndヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)の4部編成曲です♪

喜歌劇「こうもり序曲」

第21回定期演奏会で演奏いたします「こうもり序曲」は「美しき青きドナウ」など、ワルツ王として名高いヨハン・シュトラウス2世の楽しいオペレッタ(喜歌劇、小オペラ)の開幕を告げるファンファーレのような序曲です。

重厚で悲劇的な趣のオペラ(歌劇)に対し、より庶民的でコミカルかつ風刺的なオペレッタは歌と音楽だけでなくバレエやワルツなど踊りの演出も多いです。やがて海を渡りポップス、ダンス、ジャズまで吸収して歌と踊りの新たなジャンル、ミュージカルに発展していきました。

この喜歌劇「こうもり」は、音楽の本場ウィーンでは恒例の年末行事として公演されるオペレッタの代表作です。内容は仮装パーティーに出かけ「こうもり」の仮装のまま酔いつぶれ街中に恥を晒した主人公ファルケが、置き去りにした友人アイゼンシュタインに一泡吹かせてやろうとするドタバタ劇です。涙あり、笑いありで吉本新喜劇に相通ずるものがあります。

序曲は様々なシーンが走馬灯のように入り乱れ、オペレッタ全体を圧縮した楽しい曲で、演奏する側は速着替えで演技する役者さんの気分になります。

今回の演奏会は、そんな華やかな曲からのスタートです。

第21回定期演奏会に向けて

10月20日(日)開催の第21回定期演奏会の客演指揮者は佐々木宏先生です。
4月から6月にかけてセクション練習を組み込みながら土台作りをしてきましたが7月からは「曲作り」の段階へと入ってきました。
私たちの練習は毎週2時間と短い時間ですが、佐々木先生はとても効率よく練習を進めてくださいます。
課題は沢山ありますが、曲作りは始まったばかり。
団員一同、佐々木先生の思い描かれている音楽の世界に一歩一歩近づいていくことを心がけながら、日々の練習に励んでいます。

ファミリーコンサート2019終了いたしました!

当日は小さなお子様連れのファミリーから高齢者の方々まで約770名の方々にご来場いただきました。

さて、イギリスの魔法学校に興味を持ったサルダはどうなったのでしょうか・・・

魔法学校の校長先生である「とっおるドア先生」に入学の許可をもらい音楽の魔法を勉強することとなりました。
音楽の魔法に欠かせない指揮棒の使い方を学びます。
学校生活の間に可愛いお友だちもできました。
そうこうしているうちに月日は流れ、サルダも卒業の時期を迎えました。
卒業試験のテーマは「仲間」「音楽」「魔法」
ある決まった旋律の部分で指揮をするという課題。「ピーターパン」の中で3回も出てきます。
考えたサルダは「みんなと一緒ならできる気がする!」と来場者の方々に一緒に挑戦しよう!と声掛けをしました。
大丈夫??
心配ご無用!!
来場者の方々の心のこもった指揮の支えのおかげで、サルダも無事に合格して卒業することができました!

「音楽という魔法は人の気持ちを動かすことのできる偉大な魔法なんだね!」

サルダの課題に付き合ってくださった来場者の皆さま、演奏の指揮・指導はもとより私たちの無茶ぶり(演出)にしっかりと付き合ってくださった高橋徹先生、いつも私たちの演奏会を陰で支えてくださっている会場スタッフ及び受付スタッフのみなさま・・・本当にありがとうございました。

今後も、幅広い世代の方々に楽しんで頂けるファミリーコンサートをお届けしていきたいと思っています。またのご来場、心よりお待ちしています。(団員一同)