いよいよ明日、本番です!

7ヶ月かけて佐々木先生と共に練習を重ねてきましたが、ついに明日本番の日を迎えることとなりました。
「こうもり序曲」「アルルの女」「ドヴォルザーク交響曲第6番」それぞれの曲の持つ魅力の違いを堪能して頂くことができるように団員一同心を込めて演奏させていただきます。

皆さまのご来場をお待ちしています。
また、開演前にはロビーコンサート(弦楽四重奏)を予定しています。
※当日券、販売いたします

前日リハーサル風景(郷の音ホール大ホールにて)

ドヴォルザーク交響曲第6番

第21回定期演奏会 のメインはドヴォルザークの「交響曲第6番」です。

ドヴォルザークの音楽の特徴を一言で表すなら”美しいメロディ”に尽きます。新世界の”家路”や”ユモレスク”のメロディは世界中で知らない人が居ないくらい有名です。

チェコの民族音楽をベースにした国民楽派の作曲家として名を成しますが、生年当時チェコはオーストリア帝国支配下で公用語はドイツ語でした。生家の稼業(肉屋)を継ぐのに必要なドイツ語の読み書きを学んだリーマンに音楽理論も教わります。音楽の才能を発揮して周りの強い勧めもあり、親の反対を押し切り音楽の道に進みます。

成人当初はモルダウで有名な作曲家スメタナの指揮する楽団でヴィオラ奏者をしていましたが、チェコの民族音楽をベースにした作曲家として頭角を表し、スラブ舞曲集でヨーロッパ中に名を知られるようになり、大作曲家ブラームスとも親交を結びます。そうしたスラブ音楽時代の精華が39歳で作曲した交響曲第6番です。

たまにニックネームで「フリアント」と呼ばれますが、それはチェコの民族的な踊りフリアントが第3楽章で使われていることに由来します。踊りのリズムが3/4拍子+6/8拍子が交互に出て来るのが特徴で、タツ、タツ、タツ、タカタ、タカタで1セットで、かなり激しい飛び跳ねるようなリズムが印象的です。

定演まであと1週間となりました。
この交響曲第6番は全編が美しい民族的な旋律に満ち、舞踏的な要素も多く親しみやすい交響曲です。
団員一同、皆様のご来場を心よりお待ちしています。

組曲「アルルの女」

第21回定期演奏会で2曲目に演奏いたします 「アルルの女」は 36歳の若さで亡くなったフランスの作曲家 ビゼーの作品です。

ビゼーは今でこそフランスを代表する作曲家ですが、今のような高い評価を得られる直前に亡くなってしまいました。現在オペラの代名詞と呼んでも良い「カルメン」も初演当初は不評(主人公が女労働者で時代を先行しすぎ?)で、その3カ月後に敗血症で亡くなった為、その後のカルメンの大ヒットも知ることは出来ませんでした。

「アルルの女」は、オペラではなくドーデの戯曲「アルルの女」の劇用の付随音楽として作曲された全27曲の中から選曲された2つの組曲からの抜粋です。

劇場用に小編成で作曲したものを、翌年通常のオーケストラ用にビゼー自身が選んで編曲したのが第1組曲です。

一方、第2組曲はカルメンのウィーン初演に向けたグランドオペラ向け改変も担当した友人のギローが、ビゼーの死後に編みました。但し一番有名なフルートソロの「メヌエット」は歌劇「パースの娘」から転用されました。管弦楽法に優れたギローがビゼーの名を広めるのに大きく貢献したのはもっと評価されても良いかもしれません。この組曲のヒットも死後3年経ってからのこと。

またオーケストラには珍しいアルトサックスが編成に含まれているのが特徴です。ベルギーの楽器製作者アドルフ・サックスが1846年にパリで特許を得たばかりの新しい楽器をソロ楽器として採用しています。

今回は第1組曲より「前奏曲」「アダージェット」「カリヨン 」の3曲を、第2組曲より 「間奏曲」「メヌエット」「ファランドール」の3曲をお届けします。

トレーナー練習でした♬

7月以降、佐々木先生のご指導のもと、曲作りに取り組んできましたが、9月27日(金)と29日(日)は八木裕貴先生によるトレーナー練習でした。

ほんのちょっとした休符の間の取り方、フレーズ内のポイントにすべき音はどれなのかなど、つい流してしまいそうな点を細かくご指導していただきました。
ちょっと意識することで、パート毎の動きもクリアになり、全体的にもグッと引き締まった音楽になるものだということを実感することができました。
佐々木先生とはまた違った視点でご指導いただき、とても有意義な2日間となりました。

本番まで3週間を切り、いよいよ「仕上げ」の時期に入ってきました。
今回の練習を踏まえつつ、佐々木先生と共により良い音楽に仕上げていきたいと思います。

「こうもり」より序曲の練習風景
アルルの女「アダージェット」の練習風景
「アダージェット」は弦楽器(1st・2ndヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)の4部編成曲です♪